にほんごの会企業組合

Nihongo no kai Company Union

ご挨拶

「日本語は難しい」とよく言われます。外国人からだけでなく、日本人もそう言います。 そんなに難しい日本語をマスターして毎日不自由なく使いこなしている日本人はことばの天才ということなのでしょうか。その一方で、日本人は外国語の習得が不得手だとも言います。どういうことでしょうか。まず「日本語は難しい」から疑ってかからなければいけませんし、どうして「日本語は・・」と、日本語のことを一口で言い切ってしまえるものなのか、ということから疑ってみなければいけません。

 そうした、「日本語は難しい」「日本語は○○だ」と、言ってしまうことに、ちょっと立ち止まって考え、学ぶところから、「にほんごの会」は存在します。日本語について知りたい、理解したい、考えたい、教えたい、答えたい、そういう人たちの集まりです。ですから、日本語を学びたい、日本語でスムーズなコミュニケーションをしたい、流暢に使えるようになりたい、能力試験に合格したい、と希望する人々と共に手を取り合って行く会です。日本人だから日本語ができる、日本にいるのだから日本語を話すのが当然、などといった当然視や思い込みからまず抜け出してみませんか。

日本人の日本語も、学ぶ人の日本語も同じものなのだし、ことばを学ぶことは何人であれ、何語であれ、同じ人間の行為のひとつなのだと、根源に立ち戻って考えてみたいのです。   

                                            代表理事 遠藤織枝

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